ゆきのなかのキップコップ
この絵本はデザインがとても気に入っています。
左ページが色ベタに文章だけで、右ページが絵のページ。
その色ベタが毎ページ違う色で、どれもすごくキレイで好きなんです。
とちの実のこどものキップコップが、雪の中で元気がない鳥さんのために奮闘するお話です。
絵もかわいらしくて、お話もかわいらしくて、とてもシンプルな絵本。
きをてらった感じがなくて、素直に好きになれる絵本でした。
娘は、ネタ系の絵本は分かりやすくハマる子ですが、笑いどころがない絵本では珍しく、この絵本は何度も読んで欲しがりました。
こういう元気がないとかケガをする登場人物を、いつもすごく心配してあげていて、人間ってこんな幼い頃から、人を思いやる気持ちが芽生えるんだなーと感心します。
キップコップシリーズも何冊かあるみたいだし、他に「ラチとらいおん」というのが一番有名みたいで、こちらも読んでみたいなと思ってます。
作:マレーク・ベロニカ / 翻訳:羽仁 協子
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