おばけかぞくのいちにち

おばけの家族がどういう日常を過ごしているかを描いた絵本なんですが、たんにおばけの日々をお話にするんじゃなく、人間の家族と、おばけの家族の対比になっているのが面白いです。

時間帯は、想像通り、おばけは人間の逆で、夜起きて朝寝る。
それはまあ、そうだろうなって感じだったんですが、
面白かったのが、
同じ保育園に、ひるは人間、夜はおばけが通ってるところ。
夜の小学校に忍び込む系のおばけネタって多いじゃないですか。
そう思うと、納得って感じで。

あと、謎というか、面白い設定が、
この絵本のおばけは夜寝ないと、足がはえて人間になるんです！
人間のおどしの逆パターンですね。
早く寝ないと、人間になっちゃうわよ～
～(m- -)m

おばけも人間みたいに楽しく暮らしてるんだなあ、とほほえましくなる絵本でした。

子どもとお絵描きしてる内に絵本を作ろうと思ったって書いてあって、なんかわかる気が。
子どもの発想って面白いし、思いもよらず一緒に妄想話が延々と続いたりするんで、そういう感じで思い付いた絵本なんでしょうね。

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