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ウェブ制作のこととか、子育てのこととか色々と。ほぼ嫁のつぶやきです。

ウェブ制作者ってスポーツトレーナーみたい

今日はウェブ制作の“仕事の範囲”の話です。

@HissyNCさんのブログ記事、「Web制作者」ってHTML屋じゃないと思うんだよね
(http://notnil-creative.com/blog/archives/2699)
を読んで触発されてしまったので、感じたことを書いてみます。

コンテンツはもうある、と思い込んでた

今までの経験で染み付いていたこともあり自分のカバーする範囲は「発信したいこと(ストーリー)があるけれど、どう見せればよいか分からない」とか「発信してみたものの、見せ方が悪くて伝わりづらい気がする」という悩みをもった人のお手伝い、だと思っていました。
発信するものは既にきちんと出揃っていてその体裁を整えるとか伝わりやすくまとめるというお手伝いですね。いわば、装丁とか挿絵とか、書籍のデザインに近いでしょうか。

実際、まさにそこを求められるお仕事は多いです。
ビジョンもコンテンツ作りも不安がないのでサイトを自分で作ってみた(あるいは外注してた)けど思うような見た目にならないから作り変えて欲しい、というようなお話ですね。
私達にとっては、一番メインの業務です。

でも、思い返せば、「ウェブに何を載せればいいか分からない」とか「自社のことは当たり前すぎて何をどう書けばいいのか分からない」というお言葉も、聞く機会はあったんですよね。

原稿を誰が用意するか

よくSEO関連の話に出てくる「Content is King」という考え方がありますが、私も共感していたしそうあるべきだと信じていたのに、その“コンテンツ作り”に対して深い興味を持てていなかったことに気が付きました。
コンテンツはもうある、と思い込んでいたような感じですね。とても反省しています。

そもそも「コンテンツ」とは何なのか。
そのウェブサイトで提供すべきものは何なのか。
コンテンツ作りに不安を感じておられる場合に、もう一歩踏み込んで、練るところからお手伝いをしていけないかなと思っています。

ウェブサイトは自分で作るべき論について

一緒にコンテンツを考えるといっても、無いものを表現するのは「嘘」なので私はやりたくありません。
ということを考えていて思い出したのが、「ウェブサイトは自分で作るべき」みたいな話。
これは憶測ですが、これって「他人が作ると嘘が混じる」とか「自分以外の人が作ると軸がブレる」という意味で言われているんでしょうか。
確かにこの広いウェブ業界、はなからお客さんを操作しようとしたり、自分側に押し込めようとしてしまうような業者さんもいるでしょうから、ちゃんと自分で方向性を定めてコンテンツを作り上げていくことができる人にとっては、これは無駄な戦いですね。
そういう方は「自分で作るべき」で間違いなく、技術的にしんどい部分だけ外注してあとはご自身のビジネスに集中するという理想的な方法で進めていけると思います。

ただ、初めてウェブショップを作ろうとか、ウェブサービスをやってみようという人の全てが、方向性・コンテンツ作りに何の不安もなく取り組めるとは限りません。
そういう場合に「ウェブサイトは自分で作るべき論」はただの空論・理想論ということになってしまうのでは?という気持ちがあって、この論には常にモヤモヤを感じていたんだなと、この記事を書きながら気が付きました。

まだかたちにはなってないけどアツい思いをもってウェブで何かをやろうと思ってる人がいて、どこかで聞いた「自分で作んなきゃダメだよ」って言葉にこだわり過ぎて頓挫しちゃうとしたら、それはもったいない。
そのアツい思いを歪めないかたちでちゃんとサポートできれば、問題ないですよね。

制作者の都合で軸を曲げてしまわないように注意しながら、ひたすらサポートに徹する。
なんか、スポーツトレーナーみたいかも?

ウェブ制作を、優しい仕事にしたい

ゴチャゴチャしてきましたが、まとめると「ウェブサイト作りの過程の中で、つまづきそうなところをサポートするだけというのが理想」ということです。

ビジネスとして成立させるためには色々と事情があるのも分かりますが、本末転倒というか、なんか悲しい面がある業界だなあとよく思っていました。
「苦手なんだったら手伝うよー」みたいな優しい仕事であって欲しいんです。
まあそりゃあね、やっぱり世界は弱肉強食なのかもしれないんだけどね、優しい世界になってほしいから私は優しい人を目指したいと思います。

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