ウェブサイトを作る時の「ターゲット」とは?
ウェブ制作の初期段階でよくいわれる「ターゲットを設定しましょう」という言葉。
お客さんを選んでるように聞こえる?
サイトを作っていく段階はもちろん、完成してコンテンツを積み上げていく段階でも、ターゲットを意識することは大事です。
そこはしっかり理解しておいていただきたいのですが「見てもらう人をこちらから狭めたくない、見てくれる人は誰でも歓迎です!」というようなお声も聞くことがあります。
お気持ち、分かります。
基本的にはお客様の気持ちを大事にしたいので、ゴリ押しで「説得する」というのは苦手なのですが、かと言って「じゃ、それでいいです」と諦めるのも無責任な気がするので、私なりに言葉にしてみたいとずっと思っていたので、少しまとめてみました。
「狭めるため」ではなく「具体的に思い浮かべるため」
まず誤解していただきたくないのは
「ターゲットを設定」というのは
「ターゲット以外の人は門前払いする」という意味ではなく
「自分の発信するコンテンツを喜んでくれるのはどんな人かを理解しておくと発信しやすくなる」という話なんです。
「自分は今誰に向かって喋ってるのか」をなるべく意識しておきたい、とも言えます。
コンテンツを作るという行為は、もしかすると、「今からここに何人か人が集まりますから、前に立って15分くらい喋ってもらえますか?」って言われている状況に近いのかなあと最近思うようになりました。
で、そういう場面を想像すると、そこにどんな人が来るのか聞きたくなりませんか?
相手に合わせて話題を考えたくなるのが自然かなと。
サイトのターゲットも、それに近い感覚のような気がします。
私はこうやって考えてみました
ターゲットが曖昧なままだと、
「ブログ書かなきゃいけないとは思ってるんだけど、何書いていいか分からない」
という悩みにたどり着きやすい気がします。
だから、こういう問いを立ててみて欲しいと思います。
「自分が見に来てほしいのはどんな人?」
おぼろげにでも想像できたら、次の問いは
「その人はどんな情報を喜んでくれる?」
何もせずにただ待つだけでは、誰も見に来てくれません。
誰かの役に立つ情報を提供して、人とつながっていきましょう。
私も頑張ります!
・・と、書き忘れそうでしたが、
この記事は2014年初めての更新でした。
新年、あけましておめでとうございます!
2014年も、KLOOMをどうぞよろしくお願いいたします。
コメントお待ちしています。